「暖かみ」
目には見えないけれど、心で感じ和らぐ。
僕は
そのようなハンドメイド家具を
製作しております。
そのため、デザインはもちろんですが
木材の研磨の仕方、塗装技法や塗料の種類、調色など
様々な作業工程で無垢材の風合いを
最大限に活かした暖かみを感じられる設計をしております。
「木」は生きています。
普段は閉まるはずの扉が梅雨時期は閉まらない
なんて経験はないでしょうか。
これこそが「木」が生きている証です。
「木」は呼吸をします。
自然素材である木材は
空気中の水分が多い時には膨張し
乾燥している時には縮みます。
幅広の木になれば数ミリ以上の伸縮は
日常茶飯事なのです。
無垢材は丈夫で耐久年数が長く
使い込まれるほどに
風合いが豊かになっていきます。
アンティークのような味わいが出てくる
「経年変化」を楽しめます。
それこそが
既製品にはない温もりのある存在感を生み
私たちに寄り添ってくれます。
ニスなど人工的な仕上げは
木材の表面に膜をはることで艶を出し
傷や汚れをつきにくくしてくれます。
とても優秀な塗料です。
しかし木材本来の風合いを失ってしまう
というデメリットもございます。
ニノミヤ家具製作所では、
天然の蜜蝋ワックスで木の呼吸を妨げることなく
仕上げています。
染み込ませるようにすり込んでいくと
膜をつくらず、自然な艶があり
無垢材の手触りも楽しめます。
また、自然ワックスなため
小さなお子様がいるご家族様にも
安全安心になっております。